昨日は私用で埼玉県and千葉県に行ってきました。
いとこファミリーの車で送ってもらってたんやけど、某所に蛍を観に行くらしくて、同行してきました。
普段は人気の少ない日本庭園だそうです。毎年、蛍を育て、この時期に放すそうで、一昨日は3500人ほど、見物客があったとか。
蛍・・・何年振りに、実物を見たんやろう? 恐らく、中学生以来かな?一気にタイムスリップ。
それに、いとこの子供(3歳の女の子)が一緒だったせいか?『蛍の墓』を思い出してしまった。
月のない静かな夜に
雨上がりのやわらかい土を破って
成虫は地上にでます
(現地で貰ったウチワの文章より)
その後2週間の間に、光輝いて、産卵をして死んでいくわけですね。
儚いものは何故かとても美しい。
久しぶりに、自然に触れることが出来て、心洗われました。そして穏やかな気持ちになりました。東京って言っても、少し電車に揺られたら大自然に巡り会えます。たまには、汗をかきながら歩いて、自然に触れるものいいもんだなって思いました。
自然の蛍を観れるところに行ってみようと思います。
蛍の一生をかけた儚い光と
曇り夜空にかすかに輝く朧月と
静かに光る稲光
“儚い光”に支配された夜でした。